あなたがくだらないと思っている「今日」は、
昨日亡くなった人が何とかして生きたかった、
何としてでも生きたかった「今日」なんです。
今日はそんな日なんです。
今日あなたとこうして出会えたことに感謝します。
ドリームアーティスト大志さん
合唱作品家 弓削田健介さん
「いのち」と「夢」のトークライブより
目の前の仕事に追われ、「今日」を一生懸命に生きているつもりになっていた自分を恥ずかしく思いました。
明日があることが当たり前になっていて、「今日」生かしていただいている感謝の気持ちは失っていたような気がします。
僕は幼い頃、重度の喘息児でした。発作が起きると呼吸ができなくなり、死への恐怖で毎日苦しんでいました。
死んだ方が楽なんじゃないかと何度も思いました。
でも、それと同じ数だけ死にたくないと思いました。
こんなに小さくて無力な僕を苦しめるなんて、神様なんているはずがないと思っていました。
でも、毎日神様助けて下さいって泣いていました。
今生きていられるのは、両親が僕を見捨てなかったから。
ほっといたら死ぬ。そしたら僕も親も楽になったかもしれない。
でも、今出会っている人たちには会えなかったし、今日までいただいた感動も味わうことができなかった。
生きていて本当に良かった。
当たり前じゃなく、本当はなかったかもしれない「今日」を今生きている。
「今という一瞬一瞬を大切に生きる」
やっとこの言葉の意味が分かった気がします。
お父さん、お母さん、そして神様、僕に今日を与えてくれてありがとうございます。